MARUYAMA PRINTING CO.,LTD.

【技術情報2013年10月号】

クリアファイルについて

普段皆さんがお使いのクリアファイル、無地のものから会社名が入ったもの、キャラクターや写真が印刷されたものまで様々なバリエーションがあります。
このクリアファイルの印刷にもちょっとした秘密があります。

お手元に印刷されたクリアファイルがあれば表面と中面を触ってみて下さい。
大体の場合、中面が若干ざらざらしていると思います。
クリアファイルはこのざらざらの中面に裏返しの版を使って印刷されているのです。
もちろん印刷するときは1枚のシートの状態です。
クリアファイル用のポリプロピレン(PP)製のシート*に裏返しの版を使用して写真の場合はCMYKの4色を印刷します。
その後、裏面が透けるのを防ぐ為に白のインキを印刷してカバーして印刷は完了です。
この印刷もUVインキという揮発性溶剤を使用せず、紫外線を照射することにより化学的に硬化するインキを使用します。
ポリプロピレンは紙と違い非吸収体の為、一般の油性インキでは密着せずに乾燥も遅くなります。
その上、油性インキではインキ中に含まれる石油分や溶剤分がポリプロピレンに浸潤して波うちやシワの原因となってしまいます。

印刷が完了すればクリアファイルの形に打ち抜き、二つ折りにして下端を溶着 すれば完成です。 当社でもこのクリアファイルを取り扱っておりますのでぜひご用命下さい。

*)
このポリプロピレンのシートにはインキが密着しやすい特殊加工が施されており、その加工の有効期限が約6ヶ月と短い為、材料の買い置きが出来ないのが難点です。



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