MARUYAMA PRINTING CO.,LTD.

【技術情報2014年9月号】

校正ってなんだろう

一般的に「校正」という言葉はあまり聞かないし馴染みも薄いと思います。
広辞苑で校正という言葉を引いてみると「(1)文字の誤りをくらべ正すこと
(2)校正刷を原稿と引き合わせて文字の誤りや不備を調べ正すこと」とあります。
また、原稿が必ずしも正しいとは限りません。
たとえば

  • 敵は本能寺にありと徳川家康が叛逆して信長を襲った。
  • 夏至は夜が最も長い。
  • 国道二号線の○○信号を右折して三十キロ。

1の場合は徳川家康ではなく明智光秀。
2の場合は夏至か冬至か、長いか短いか、を確認する。
3の場合は三十キロというのが正しいのか、国道番号や信号名は間違ってないか、
疑問や不安が次々とでてきます。

不安を取り除く方法の一つとして校正するときは"初めから文章は誤りがある物"と疑って校正にあたります。
変だなと思ったら直ぐに辞書で調べる、○○○ではないかと思ったらフィードバックすることが大事です。
作者の考えで敢えて当て字を使用している場合があるので必ず確認を!!校正者の思いで勝手に訂正しない事も大事です。
また、外国にくらべて日本ほど文字の豊かな国はありません。
ひらがな、カタカナ、漢字、数字、ローマ字、欧文他、JIS(日本工業規格)では約6,500字もあります。

印刷会社では来年(2015年)のカレンダー製造の最盛期です。
チェックポイントは玉校と呼ばれるもの(数字、月、曜日、二十四節気、六曜など)。
カレンダーも色々種類があり、1枚物、ポケットカレンダー、表紙+12ヶ月セット、壁掛け、卓上、店名刷込みなど。
カレンダーは後加工(丁合、PP貼、金具止めなど)があるものが多いので1つのミス(文字間違い、見落とし)は多額の損失を被る事になるので校正者二人で確認をします。
数字は最も間違いやすい(簡単なものほど見落としやすい)のです。

校正はCP(機械)では出来ない作業です。
すべて人間の手、目、聞く事で処理します。
その為に毎日の健康管理とストレス、考え事、悩み事、雑念を払って活字に没頭する事が基本です。

当社のように、社内に専属の文字校正係をおいている印刷会社は少ないと思い ます。印刷物の発注にはぜひ当社をご用命ください。



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