MARUYAMA PRINTING CO.,LTD.

【技術情報2017年5月号】

印刷用紙について その4

さて、先月のノーカーボン紙のところで出ました紙の裏にカーボンを印刷する技術について説明致します。

先月も記述しましたが、1950年代にはカーボン紙を帳票の間にはさんで複写する方式が一般化しました。これはボールペンが開発されたことも大きく関わっています。この時代、帳票の合理化が進められてきましたが、複写するには依然カーボン紙が必要であり、さらに合理化を進める必要がありました。

そこで1960年代、当時の当社社長が合理化の為に帳票の裏面にカーボンを直接 印刷することを思いつきました。
カーボンの印刷方式は安定性に優れたグラビア方式を採用し、印刷機を浮田工業(株)様、カーボンインキを内外インキ製造(株)(現、内外カーボンインキ(株))様に開発依頼し、紆余曲折の後、丸山印刷、浮田工業様、内外インキ様の3社により、裏カーボン印刷が実用化されました。(実用新案 昭33-12509)

実用化に成功した帳票は商品化され、当時の関西大手銀行に納入され、好評を得て現在も長期保管が必要な帳票に関してはノーカーボン紙ではなく、裏カーボンが採用されています。

このように、当社は当時から常に「旬」の印刷会社として最高、最先端をめざしてきました。

現在でも当社はノーカーボン、裏カーボンなど、様々な帳票に対応した製品作りを行っております。1冊からの対応も可能ですので、何かありましたら御社を担当させて頂いております弊社営業またはこちらからお問い合わせ下さい。


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