MARUYAMA PRINTING CO.,LTD.

【技術情報2019年2月号】

身近になったQRコード

正方形のコードをカメラで読み取るだけで情報を得ることができるQRコード。
バーコードと違い、横だけではなく縦にもコードがあり、最大 7,089字(数字のみの場合)の文字を読み込むことができます。また、バーコードのように横に長いスペースを取る必要もないため、スペースが限られている印刷物に載せるのに適しています。

どの角度でも読み取りが可能で、わざわざ人が読み取り機器を縦にしたり横にしたりして読み込む必要がありません。読み込める情報量の多さと読み込みのしやすさに関してはバーコードをしのいでいます。このQRコードのサイズが大きくなるにしたがって読み込めるデータのサイズも大きくなります。そのため、様々な分野で活用ができる非常に便利な機能です。

例えば、企業のキャンペーンやサービスページへの素早いアクセスなど、QRコードを読み込むことによってリンク先に遷移することができるため、ユーザ側で検索などをする必要がなくカメラで読み込み、ウェブサイトへ遷移という2ステップで済むため、スピーディに見たいページに移ることができます。

また、QRコードで管理することによって、ピッキングするべき在庫のQRコードを読み取って照合することになるため、誤った商品在庫をピックアップするとエラーとなります。これにより、現場とパソコンのデータ間における在庫の誤差を少なくすることができます。

医療の世界でもQRコードが用いられています。QRコード付きの問診票を持って診察に行き、検査時にQRコードを読み取って検査データと紐づけします。問診票と検査結果が紐付けされることで、診察結果を簡単にラベルで出力することができます。調剤薬局でも誤った薬を患者に渡すことを防ぐために、QRコードによるピッキングも行うことができます。

近年ではスマホによる決済にも用いられています。ソフトバンクとヤフーが共同出資し設立したPayPay株式会社が運営する、QRコード決済サービスPayPay(ペイペイ)が、2018年10月からサービスを開始。実店舗での支払いに利用できるPayPayは、アプリで残高をチャージして支払うプリペイドタイプです。

「店舗に設置されたQRコードをスマートフォンのカメラで読み取って金額入力をする」、「スマートフォンに表示されるバーコードを店員さんに見せて読み取って支払う」の2通りありますが、どちらもアプリさえあればすぐに決済ができます。



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